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あきた電力では、これからの秋田の未来をみんなで明るくできるようなプロジェクトを支援していきたいと思っています。
あきた電力発起人 (株)オノプロックス
代表取締役 小野隆史
今、世界に大きな変化が起きています。日本においては将来的な人口減少による経済的収縮が懸念されていますが、新しい技術や文化的交流も次々と生まれ、世界は徐々にボーダーレス(国境のない)社会に近づいていると私は感じています。人々の働き方に対する欲求も変化しており、物質的豊かさだけを追い求める時代から、徐々に複合的で心身ともに豊かであることが求められているように思います。「人手不足」と言われる時代だからこそ、人はより良い就労環境を求めます。
ここで問います。人の幸せとはなんでしょう?
お金でしょうか、時間でしょうか、健康でしょうか、子供達やご家族の笑顔でしょうか。もちろん幸せの尺度は人によって違いますが、弊社の扱う「電気」という「エネルギー」面で考えたときに、ただ安さだけの提供が果たして今の時代にマッチしているのだろうか?と私は長い間その答えを探し思い悩みました。
そしてある日「些細なことでも、人の役に立ったことで幸せを感じた」体験を思い出しました。
ある冬の吹雪の日、私はガスのメーター検針を行っていました。降りしきる雪のため道路は渋滞し、人々は除雪に奔走していました。そんな中、とある施設に立ち寄った時に、そこで働かれている方が吹雪の中素手を真っ赤にしてシャベルを持って黙々と除雪を行っていました。冷たそうだな、と思いましたがまずは自分の仕事を終え、そこを離れました。しかしどうしてもその方の赤くなった手が気になり、私は来た道を引き返し、その方に軍手を渡しました。その方はビックリしながらも、何とも言いようのない感謝のこもった笑顔を返してくれました。
私はその時不思議な喜びに包まれ「引き返して良かった」となぜだか涙が溢れました。
もちろんこんな出来事はわざわざ話題にするようなお話でもありませんが、このような「誰かを応援したり、力になれたことで幸せを感じた」経験は、皆様これまでの人生で様々あるのではないでしょうか。
人は本能的に誰かの力になりたいと思っているんだ、と私は勝手にそう信じています。
そこでふと思いつきました。
「そうだ、人の夢を応援することができる電力があれば、その夢を継続的に応援できるし、新たな人と人との愛ある繋がりを創り出すことができる」私はそう思いつき、この度「人の夢」を応援する電気料金プランを企画いたしました。
この仕組みは、あきた電力の収益の一部を活かし、「夢」の実現をサポートする応援プロジェクトです。私たちは日常から使っている電気を通して、間接的ではあるけれども継続的に誰かの夢を応援できます。
新しい未来を創っていく誰かの「夢」は、私たちに希望を与えてくれます。そして「夢応援プロジェクト」を通し、プロジェクトを選択された方も、共にその未来づくりに参加することになります。
この世界をより良くするため、小さな小さな一歩かもしれませんが、その一歩は必ず誰かの夢に繋がり、いずれ社会を明るく照らすことになると信じています。
あきた電力の「夢応援プロジェクト」を宜しくお願いいたします。